大国の動きが・・。
このところのアメリカの動きが気になる。あれほど消極的だったウクライナへの関与であるが、停戦に向けて動き出している。これは素晴らしいことではあるが、その内容となると、どうも現状の凍結のようなスタイルになりそうである。
結局は、力で、侵攻をしたロシアの行動を是認する方向である。国の領土が少なくなった。面積が少なくなったとのことではないが、基本は、そこに住んでいる人が、住む場所、生きるな場所を失うことである。
これは、深刻な問題である。住んでいた場所が、破壊をされ、または居住をしても体制も、変わることになる。地震等の災害と全く異なる人災である。
このような政策を進めるアメリカが、在日米軍のスリム化を行い、効率化をするようであるが、周りの不安定な要因を持っている台湾、北朝鮮を苦慮すると日本の立場は微妙である。
確かに日米安保条約もある意味不合理な条約であるが、日本はそれに甘えて、経済発展をした経緯もあるように思える。同盟は、条約は、対等な契約であるが、何せ、日本には、そのような仕組みになっていない。これでは、相手国の従属をしなくてはならない。ウクライナ等をみても明らかである。
考えてみると、平和ボケで、侵略もなく、戦争もなく過ごしてこれていることが、当たり前になり、国土が荒らされないことが当たり前で、災害等での損壊も復旧をすることが、常識となっているが、戦場では、そうはいかない。
このようなパターンで、自国の都合で、そこの国民の立場が、損なわれることは、避けなければならない。基本は、主義を守るためには、それなりの力が必要になることも確かである。日本は、攻撃はしないが、敵地攻撃能力を備え、相手の抑止になることは必要である。
平和な国に住んで、戦後と共に生きてきた80歳の老人は、現代社会で、もっとも大事なことは平和であると思えるが、これが維持できる体力、体制が必要であると痛切に感じるところである。
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仰る通りだと思います。
アメリカに頼りすぎ(軍事面)な日本としては、イカれた体制のロシア、北朝鮮、中国三兄弟に囲まれている現状に鑑み、自主防衛の基盤をしっかりさせなければ、国民の安全を守ることが困難なことは明らかです。
トランプ大統領はアメリカ第一主義を標榜しており、日本はアメリカ依存を早く脱却すべき必要があると思います。
意味不明な予算は削り、その分防衛基盤の構築に回すべきだと思います。
投稿: 脳三級 | 2025年3月21日 (金) 19:13
脳三級さん
賛同者がいてくれました。ちょっとした安心感もあります。
トランプ以降のアメリカ、ヨーロッパ地域の右傾化傾向が気になります。この様な世相にどのようにしのいでいくのが
課題かと思います。
侵略を許さない国として、生き残りたいものです。
投稿: hide ひで | 2025年3月22日 (土) 09:00