予算案も通過かな?
高額療養費の自己負担上限引き上げの全面凍結を反映した2025年度予算案の再修正案に賛成をするようで、暫定予算は回避出来る気配である。
それにしても、維新は高校無償化と社会保険料の負担軽減策で合意し、「年収103万円の壁」見直しも自公案に賛成する一方で、立憲民主、国民民主両党が共同提出したガソリン税の暫定税率廃止法案には同調しなかった。そして降って沸いた10万円商品券の事件?である。
これが、大雑把な議論の過程であるが、少数与党としては、それなりの手続きは、面倒ではあるが、予算のポイントは、抑え、国民の意見も夫々組み上げた予算ではなかろうかと思える。
ここで大きく疑問を感じるのは、野党の連携である。内容の議論より、それぞれの党の利益誘導的な要素が多いような気がする。今回は、事前協議等を行い、調整をすべきと思いましたがならなかった。これでは、少数与党の状態が継続をすることになる。
年収103万円では、減税のための財源の確保が、抜けており、これがネックとなったように思える。国民主党の妥協がなく、最終的な妥結に至らなかったが、それなりの成果はあったように思える。
また、維新の高校無償化は、所得制限なしの無償化となったが、これもまた大阪府で実施ている維新の施策を全国に拡大をしたものであるが、主旨は、理解できるが、所得制限なしには、賛同できない。富裕層への支援は、必要かと疑問を持っている。
もう1つの高額医療費のの負担増についても、従来の考え方で、富裕層への、医療費の3割負担を増やす等の、個人負担を増やすことを議論をすべきかと思える。更に今、話題になっている、移住者、インバンドへの医療負担等がの見直しが必要な気がする。従前は、この扱い例が少なかったが、これが増加をすることにより、議論をする余地があるように思える。
どの政策も最終的には、財源であるが、予算の仕分け等の省庁別予算審議が、キチンと行われるような仕組みが有ってもいいような気がする。
« 大の里の優勝で・・ | トップページ | 初めてのゴルフでした。 »
コメント