地震後の県外避難者の現状は
能登半島地震後、県外避難した204世帯に対する県の電話調査で、78世帯が「石川に戻らない」と回答しました。これは全体の44.4%に当たります。「石川に戻りたい」と答えたのは68世帯(38.6%)でした。(今朝の新聞より抜粋)
避難期間が長くなると、このような状態が増加するものと思われます。被災時は、住む場所の課題で、どこでも避難場所を確保するのは、ある面、仕方がないこともあります。
これにより、過疎が急速に進むことになります。被災地では、住民が集団移転等の検討も進んでいるようですが、基本的には避難先での生活支援が自力であることから、これも当然の成り行きかもしれません。
こうして考えると、後々のことを考えると、できれば近隣での避難場所の確保は必須のようです。難しい課題ですが…。
仮設、公営住宅の建設期間が長くなると、このようなことが加速します。災害時の被災後、国や自治体の相互支援等で、通期可能な範囲内での仮設、応急住宅の設置可能な工夫が求められます。
組織ではないが、国の防災行政で、災害に備えて、このような避難所から仮設住宅への移行期間の移行期間を短くするための対策が求められるような気がする。
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そのアンケートはどんな内容だったかは不明ですが、「戻らない」と答えた方々の中には「戻りたいが戻れない」または「どちらかと言えば戻らない」という答えがあったはずなんです。
福島県の避難者にはこの中間的答えがかなり占め、数年以上過ぎてから戻ることに考えが変わったという人も多く出てきました。
投稿: 玉ヰひろた | 2025年2月 3日 (月) 19:55
玉ヰひろたさん
中間的は意見もあったようです。できれば戻りたい ですね でも能登半島は、遠隔疎開者は、高齢者が多いので、気持ちは、理解できるが、元の生活には、戻れない。戻れても、災害住宅で、新たな地域生活になると思われます。
まあ、仕方がないことで、それに合わせた地域社会の形成は、行政、住民の課題ですね。
投稿: hide ひで | 2025年2月 4日 (火) 10:13