被災地(能登半島)への郷愁
能登半島地震での復興の兆しが、アチコチに見られ、「人の力」に驚嘆をしている。MROテレビ 報道特別番組「俺はまだ、能登におる」での放送もあったが、それでも能登で生きることへ凄さを感じた。録画もしたので、見返してみたいと思っている。
今朝の社説で、「住民合意が合意の支援が不可欠」で地区の集団移転が、提起されていた。これは当然である。行政等の支援がないと地域の合意は、困難かと思える。
これは、市町村が移転元を災害危険区域に指定して宅地を買い取り、移転先として造成する事業で、費用の大半は国が負担する仕組みです。これで合意のためには、居住していた場所を、「国が買い取る」仕組みである。
集落に田畑があれば、通い農業を望む住民もいるだろう。旧集落と行き来し、関係が保てるような活用策もあると考えられ、能登の風土から、 住民の合意形成は難しいと思える。
確かに、移転元の整備は、不可欠ではあるが、従来の災害でも同様に、「災害危険区域」に指定をして、災害復旧をしてきた。これは、理解できる。
今回のような集落ごとに移転でも同様な仕組みでは、合意形成ができないと思える。これは、土地所有権の問題で、そこを公有地としても利用価値が少ない。ここで、里山、畑作を含めて、「ふるさと」として、所有権を移転をしないことも、考慮すべきではなかろうかと思える。公費での解体、整地等が必要と思える。
この話題は、「くらしの日記」で輪島の寺院の坊守さんが、避難をして、金沢 つくば 土浦(茨城)と転居をして、終の住処として覚悟をさえていると書かれていたが、輪島に里帰りをしたことを書かれて居られたことからも、望郷の念は、失われないと思える。
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