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2025年2月15日 (土)

北国新聞の記事から

地方紙は、都内での「夕刊フジ」の要素もあり、地元密着のできごとを報道してくれる。社風等には、異議もあるが、記事は、それなりに書かれており共感できる連載も多い。

その中で、「能登地震 その時、わが社は」で、金沢ニューグランドホテルは、避難場所として、部屋を提供していたようです。このときに避難者のためのモーニングコールをしていたようで、これで病人を発見をしたことが書かれてあった。

ちょっとしたことであるが、これが、ホテルでのサービス品質である。避難者は、馴染みのない土地に、着の身着のまま避難をしたわけで、知り合いもなく、部屋ですごしていたと思われる。2次避難場所としての役目かもしれないが、ホテルの業務の日常からの発想かもしれないが、素晴らし発想である。その後でも交流が続いているようです。

石川県知事は、能登地震、豪雨災害での仮設住宅が3月までに完成することを目途に、県職員の防災服から普通服に戻すそうであるが、仮設の入居の被災住民は、これからが、2次避難所の経験で、地域社会の構築が、課題になる。このようなホテルが果たした機能を、拡大して、地域を作ることが、助かった命を全うする意義がある。

地域は、不思議なもので、それなりの人材が、必ずいるもので、これを支援をする行政、NPOの力があると尚更と思える。地元新聞の記事から、話が広がり、ピントがぼけたが・・・。

能登地震から、14ヶ月を経過をして、やっと住処を確保できて、これからどうするか考える時期になったような気がする。能登の高齢化が加速される中での、地域社会の醸成は、課題が多すぎるような気もする。

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コメント

いわゆる「みなし避難所」ですよね。
東日本大震災のときは、会津などの多くの旅館がそれを行った結果、経営が低迷していたところは経済的に助かったということがありました。

ただ、仮設などが整備されるとみなし避難所のホテルや旅館からはからは避難者がいなくなり、県内各地で廃業するところが急増したことを思い出しました

そうですね。
今回の記事は、金沢ニューグランドホテルで繁華街にある老舗の地元ホテルでの記事でした。みなし仮設は、いろいろあって、食事付き、その他の待遇で、格差があったようです。みなし仮設住宅への入居もあったようで、高齢者、独居者は、悩んだと思われます。

これでかなりの民宿、ビジネス、旅館、ゲストハウス等は、収益があったような気配です。能登地震で減った人の手当てができたようです。確かにこれからが課題です。被災地等の方は、まだ開業ができない処もありますが。ボランテア、復興業者等で、満杯になっていると聞いています。

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