高齢になると・・・。
今朝の新聞のコラムでは、「体の具合が悪ければ自分でわかるが、認知症はどうにもならない」という内容がありました。確かにその通りです。具合の悪さや不都合さを感じられるのは、正常な判断ができているからこそです。今、精神的にはまだ安心できる状態にいるので、この不都合な状態を受け入れる必要があるのかもしれません。
とはいえ、体の具合が悪いのも困る現実です。加齢とは本当に困ったものですが、認知症の新薬や診断方法の研究が進んでいるようです。まあ、私には間に合わないかもしれませんが。
検索してみると、「現在困っていることがあるか」「3か月以内で気になるニュースがあるか」「現在楽しみはあるか」といった質問があるようです。幸い、すべて「はい」と答えられました。
能登半島地震で、ようやく仮設住宅に入居できた老人にとって、従来の田舎の大きな家から避難所よりも快適な1LDKの住宅に移ることは戸惑いがあるようです。これは、浴槽の高さ、脱衣所の段差、IHなどの器具の使い方など、住んでいた環境との違いによるものです。それぞれの段差を解消したり、ボランティアが対応しているようです。
このようなことは、集団入居でない限り、知り合いの少ない生活環境では順応に負担があるでしょう。災害において仮設住宅で一段落するかと思いきや、それが始まりであると感じます。
話し相手がいる老人世帯にとってはまだ良いですが、独居の老人には、それなりの行政サービスやボランティアの支援が必要です。これもまた、公助から共助のスタイルに移行できるような支援が求められています。
老化が進むのは避けられませんが、命ある限り、体の不具合や精神的な不具合と付き合いながら生きていかなければなりません。
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