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2024年11月26日 (火)

路線バスの廃止

路線バスは都会のように鉄道が整備されていない地方では、欠かせない交通インフラです。しかし、自宅周辺の路線バスは便数が減少し、一部の路線は廃止されてしまいました。幸いなことに、私たちは本数が少ないながらも電車やJRバス、北鉄バスを利用することで、孤立を免れています。

しかし、情報によると、来年度から多くの地域で路線バスが来年度から縮小や廃止される見込みだといいます。その主な要因は、運転手の不足だそうです。運送業界全体で運転手不足が問題視されていることは知っていましたが、ここまで深刻だとは思いませんでした。

いつのことだったか、福岡に行った際、一部区間の路線バス運賃が安くなっていたのを記憶しています。これは繁華街や商店街の集客に効果がある取り組みだと思っていました。その後、金沢市内でもJRバスに委託する形で「まちバス」が導入され、観光地を巡る便利な交通手段として機能していました。しかし、この「まちバス」も廃止される予定のようです。

「まちバス」は黒字運営だったと言われていますが、それでも運転手不足や車両更新のコスト負担が重くのしかかっているとのことです。基本的に委託運営であっても、運転手への十分な待遇が必要で、それが難しいため継続が困難になっているようです。

採算が取れない路線については、行政補助による支援が一般的ですが、運転手不足が問題となる以上、賃金や待遇の改善が不可欠です。しかし、大型2種免許の取得が必要な職種であるため、解決は容易ではありません。運転に関する規制緩和は人命に関わる問題であるだけに、慎重にならざるを得ません。

難しい課題ですが、運転手の育成や車両の安全機能の充実によって、ある程度の規制緩和が可能になるかもしれません。無人運転の実現が視野に入る中、路線バス運営に必要な人材確保も大きな課題です。

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コメント

大型2種の取得年齢は少し下げられたはずですがそれでも難しいし、何と言っても教習所の費用がバカ高いのも要因の一つだと思います。


それもありますね。運転のための安全支援装置を付加して、限定大型2種みたいなイメージもありかと思いますね。一挙に無人運転はならないでしょうしね。難しい課題ですネ。

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