デジカメ生産を無人化
8/4付けの日経新聞にキャノンのデジカメの工場が無人化されるとのことである。
キヤノンは人手を使わずロボットだけで部品を組み立て、デジタルカメラをつくる完全自動化ラインを構築する。2015年をメドに大分など国内2工場の一部で稼働させる。円高を背景に国内製造業は、人件費の安い海外に生産拠点を移してきた。組み立て工程の自動化を進めてきたキヤノンは、高い精度が要求されるデジカメで世界初となる生産無人化に挑む。コスト競争力を高めて、もの作りと研究開発の基盤を日本に残す。
[以下省略]
これは技術流出を防ぐうえでもすごいことである。確かに無人化工場は素晴らしいが、この開発に至るまで、製品の設計の変更や、生産ラインの冶具の開発等の両方の技術で達成できたものと想定できます。
多くのメーカーが中国、台湾等でのOEM生産をする中で、キャノンのものづくりベクトルは異にしているとのおことです。
従来の生産コストの労務費が占める割合が上昇し、生産拠点を東南アジア等へ移行をしてきたが、このような開発ができるようになると国内で生産が可能となり、競争力が確保できるようになると思われ、他業種でも起きてほしいものである。
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