認知症の治療
大学病院で、いよいよ認知症の治療薬の投与が始まったことが、今朝の朝刊の1面トップ記事でした。詳しくは、Yahooの北国新聞ニュースでも掲載されていると思われます(未確認)。
高齢者にとって避けて通れない病気であり、自己認識ができない病気のため、周りの人からしか情報を得ることができません。更に、診断を薦める人も親族以外には少ない。認知症の疑いがある人が、検査を受け入れることも難しいことです。
今回の治療は保険適用後初めてのもので、大学病院で治療を行い異常がないことを確認後、北陸3県の病院で治療を継続します。治療薬の投与期間は2週間隔、4週間隔と変わります。
この治療薬はアルツハイマー病の原因とされるタンパク質「アミロイドベータ」を取り除き、病気の進行を緩やかにしますが、完治には至っていません。
高齢者にとって朗報ですが、治療薬は年間約400万円が必要であり、保険適用後も高額医療費制度の適用を受けることで月々の医療費が軽減されます。
夫婦相互に相手の認知機能を観察することが必要です。来年の運転免許更新時に認知機能の確認が予定されています。前回は事前学習で合格しましたが、今回はどうなるか心配です。
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