選挙区と10増10減
ブログを読んでいただいている方からコメントがあり、この方は、10増10減の10減となった選挙区で、母親が混乱をされているとコメントを頂きました。
これは、「1票の格差」の是正を目的とした。格差が広がると投票価値の違いが大きくなり「法の下の平等」との考えに基づくものらしいが・・。確かにこれは、改善をした方がいいことは、理解をする。
どうも、今の選挙区の区割りは、アダムズ方式での計算方法であり、それなりの正当性があるが、基本は、県ごとの行政単位と議員総数が基本となっている。
これは、有権者数と議員のバランスが、確保できるが、地域格差が生じる。かといって、比例代表のようなドント方式がいいかともいえない。難しい課題である。
小選挙区制の、比例代表においても、重複立候補などの無効票の救済もあるが、石川3区で、惜敗率での2人の議員が選出されている例もある。
制度の抜本的な見直しは、議員には過酷な身を切る施策である。行きつくところは、保身のための妥協である。考えてみると、このアダムス方式は、意外と適っているのかもしれない。
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参議院選挙も賛成できかねますが、衆議院選挙に比例があるのはどうしても賛成できません。
中選挙区に戻すべきだと思います。
投稿: 玉ヰひろた | 2024年10月19日 (土) 17:13
玉ヰひろたさん
今のままでの2院制の意義がなくなってきていますね。これは一院制でもいいような気がします。両院で同じことを繰り返しているだけのようです。本来の2院制の在り方の論議をする必要があると思ています。
比例区は、投票の無駄の解消とのことですが、議員の既得権益の妥協の産物だと思います。小選挙区の徹底での議員交代がが可能な仕組みを検討をするべきではないかと思える。選挙制度は、議員が法整備をするのは権益が絡むので、幾つかの案で、賛否を国民投票に委ねるぐらいの改革が必要かと思える。
投稿: hide ひで | 2024年10月19日 (土) 20:27