まさかの仮設住宅の浸水
地震による能登半島の仮設住宅への入居がほぼ完了し、生活再建を考え始めた矢先に豪雨災害が発生しました。災害から3日が経過していますが、被害の全容はまだ明らかになっていません。地震で損傷した道路が復旧し、日常が戻り始めたばかりです。
仮設住宅では、地域社会の再建に向けた動きがニュースとなり、コミュニティが形成されつつあると感じられていました。しかし、今回の床上浸水で、すべてが水没しました。まるで1月1日の震災直後に戻ったかのようです。今後数か月は再び避難所生活を余儀なくされると予想されます。
多くの仮設住宅が建設された場所は浸水地域内にありました。これは能登半島の地理的特性によるもので、住居は山間部に、広い平地は稲作に利用されてきました。そのため、仮設住宅は限られた場所にしか建てられないことが多いと考えられます。
仮設住宅が入居中に洪水で浸水するとは、予想外の出来事でした。浸水が予想される地域であっても、実際に利用中に起こるとは考えられていませんでした。
道路は土砂災害で寸断され、多くの集落が孤立しています。地震の経験から、孤立していても元気でいると思われますが、道路や電力の復旧が待たれます。今回は携帯電話や放送局の中継所の電源も失われました。自家発電の燃料が尽きれば、さらなる問題が生じます。
今朝の新聞にはこれらの情報が掲載されていました。金沢から輪島の親の安否を確認しようとした人もいましたが、現地に入ることはできませんでした。この災害により、能登を離れる人が増えることは確実です。
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震災と洪水被害はセットなのでしょうかね?東日本大震災の時も、会津で大洪水が起き被害が出ました。
只見線はその後も洪水被害に見舞われ今年になって復旧しました
投稿: 玉ヰひろた | 2024年9月25日 (水) 11:40
玉ヰひろたさん
恐らく地面等が、揺れて緩んでいるところに、降水量が増えたので、災害が大きくなったと思われます。
2重災害ですね。半島、島は、課題が多そうです。
投稿: hide ひで | 2024年9月25日 (水) 18:28