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2024年7月28日 (日)

道の駅の防災拠点化

能登半島地震において、道の駅(のと里山空港)がその機能を発揮しました。これは主要な道路であり、空港も併設しており、広大な敷地を有しています。また、元々防災拠点としての機能を備えていたと考えられています。

国土交通省は、全国の道の駅に災害時の救援活動や一時避難場所として機能する「防災道の駅」を設置していたようです。これは知らなかった情報ですが、防災拠点としては、主要道路へのアクセスが容易であり、良い政策だと感じます。

今後、防災拠点としての数を増やすことが検討されているようです。その配置は、1都道府県あたり1から2ヶ所、合計で約100ヶ所を想定しているそうです。

物資の備蓄を増やすことには賛成ですが、都道府県単位ではなく、地形を考慮した配置が必要だと思います。能登半島地震の検証からも、半島地域では迂回道路の有無などの要件を考慮し、従来の半島振興法と合わせた拠点作りが必要だと感じます。

また、交通網が災害時のボトルネックになることから、空路や海路を利用した救援策も同時に検討する必要があると思います。今回の地震の検証を踏まえ、総合的な災害対策の必要性を強く感じています。

北陸新幹線敦賀以西のルートが東南海地震への迂回路として機能するならば、災害対策として暫定的でも開通させておくべきだと考えますが、最終的には地域や財政などの問題が絡んで難しいという現実があります。これをどうまとめるかは、非常に複雑な課題です。

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