長期避難所帯と2拠点生活
能登半島地震での再興にむけての、人の生業も少しづつではあるが、動き出しているような報道もみられる。しかし、知り合いのNPO団体は、現地に拠点を作り、日常サポートを実施している。まだまだボランテアの力必要な状態でもある。
あるところで、「長期避難世帯」のことを伺った。地域単位が多いようであるが、この地域の復旧には、2から4年程度の期間が、かかるようである。そのため、救済措置も、自宅が全壊をした世帯と同等な扱いをするそうである。
しかしながら、その間は、避難所、仮設、みなし仮設の暮らしになり、それぞれの地域ないので、向こう三軒両隣の暮らしは、難しいと思える。現実的には、どうなっているかわからないが、世帯の状態により従来通りの暮らしは難しいと推察する。
世帯間の離れ離れの、更に事情での家族、住民の交流を繋ぐのは、難しい。簡単にはいかないような気がする。これが長期になると、それぞれの避難先での暮らしが出来て、最終的には、地域に戻る住民が少なくなる可能性が大となる。
これは、復旧をしたが、戻る住民がいなくなった等の最悪のパターンも考えられる。この辺りが、どのようにするのか、住民とその子世代が考えなくてはいけないことかと思います。
「長期避難世帯」は恐らくは、復旧はしても、2拠点生活の1拠点となる可能性がある。これらも選択肢として、能登半島の将来を考える必要があるかも知れない。ちょっと寂しい話であるが・・・。
これは、半島地震で顕在化したが、私に当てはめても、能登半島の実態ではなかろうかと思える。(👉私も生家を畳むことと同じであるが、地域は、被災も少ないが、高齢者が多いし、次世帯の引継ぎも減少傾向である)
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