能登半島地震でも市役所役場の職員の動き
北国新聞でも検証記事で、このところ、市役所、役場、それに支援の他市町村の職員との関係について、検討がなされているが・・・。これは現実であろうと思える。(更に、市町においては、住民と職員が、顔見知り等が多く、大変かと想像している)
その前提は、職員も被災者であることで、自宅の損壊、避難所暮らし、家族擁護?等の現実が重なっていることである。これは被災しただけでは、通常の業務以外に、災害関連の業務を行う必要があり、ひっ迫をしている。
このようあ場合にどのように業務を遂行できるかは、通常の防災訓練等での経験しかないし、ましてや、他の行政機関の職員の支援等も経験をしていない。(👉支援職員との指揮、経験 、役職等での決まりがない?・・)
これで支援に駆け付けた職員との間の情報伝達もスムーズに行かないのは、当然のことである。これだけ広範囲な災害では、近隣の市町村の支援もできなかったことも要因である。(👉地理が判別できないことによる疎通が難しい・・・)
確かに伝達指示系統等もなく、それぞれできることを勝手?に実施をしているイメージになったかと想定される。これは、今後の防災訓練等での課題になるような気がするし、離れた市町間での、相互運営協定等も必要になるような気がする。(👉被災市町の相互応援協定?)
今回、気になったのは、仮設住宅の、建設遅れである。これも県単位等で、仮設住宅の事前に保有をする必要があると思える。今回も、県や、市町で、それぞれ手蔓を使っての建築らしいが、建築会社だけでなく、それなりの知識で組み立てができる、仮設住宅(トレラーハウス ロゴハウス・・)の備蓄が必要であるように思える。
北国新聞の検証記事は、まだまだ継続をすると思われるが・・・・。「応急住宅の備蓄」の視点での検証もあっていいような気がしている。国交省主導修復の「のと里山海道」の交通規制が、二ヶ月半ぶりに解除される様である。これでまた、復興が、促進されると思われるが、私も実家の片づけに、通うことになります。
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現在はどこの都道府県、市町村も「災害時応援協定」というのを結んでいるはずです。
ただ、いざとなると物資などを受け入れる場所が無いことが多く、うまく進まないようです。
熊本地震の時、福島県はその協定を結んでいましたが、物資は直接に届けられず協定を結んでいない隣の県に運び入れたりしました。
今は「ムービングハウス」という備蓄できる仮設住宅があるそうですね
投稿: 玉ヰひろた | 2024年3月13日 (水) 20:34
恐らく、平時の協定等が結ばれているような気がしますが・・。実際に被災をした時の仕事の分担等は、訓練でしか生まれないような気がします。平生からの、相互での意思疎通、コミが大事で、相互での職員派遣等も普段から実施ておく必要があったかも知れないですね。
災害の少ないと言われていた自治体で、これを行う財政的に余裕がなかったと思われます。
この相互協定の、地の利を考えたもので、石川でしたら、中部圏内 信越、関西ぐらいが、適当な範囲と思われますが・・・。相互支援は必須だと感じました。
ムービングハウスの発想はいいですね。これだと思います。
投稿: hide ひで | 2024年3月14日 (木) 21:34