石川県能登半島地震 9日目(インフラと災害疎開)
能登半島地震でのインフラの脆弱さが、表面化をした。地震などの災害は、起きるものでこれは、避けようがない。起きた時のインフラで、水道であるが、これは、便利さで井戸水(電動ポンプ)から水道に変更になり、便利になったが、今回のような災害には、対応できなかった。
電気も一部では、ソーラー発電での対応はあるが、蓄電池がついていないところが多いし、石油、LPガスから夜間電力利用での給湯装置への変更もしかりで、広域災害での配電ネットワークも迂回送電等も対応できなかった。
更に通信状況もしかりで、携帯電話の基地局への光回線の切断や、基地局の停電等により、利用できなくなっていると思われる。能登は、高齢者、独居世帯が多く、インフラが損なわれると、日々の生活が出来なくなる。避難所は、開設されているが、高齢者や一人暮らし老人が、避難所の暮らしに対応することは、不可能であると想定できる。(就寝、夜間トイレ、食事・・・・・)
親戚や、知人の方は、2日目位から、加賀方面の親戚(息子、娘等)の家に避難をしているようである。これは双方ともに、安心ができるスタイルである。
石川3区の 近藤衆議院議員は、正月から奥能登を遊説中に地震に、遭遇をして、穴水町の避難所で、2日間動けなかったようであるが、能登へのボランテアは様子をみるとこと、避難所は、大変ですので、親戚等が頼れる方は、昼間帯に移動をするように勧奨をしていた。
皮肉なことではあるが、頼れる親戚があるのは、結構なことであったが、これが元々の過疎化の原因をなしていた結果でもあります。これがまた過疎化と高齢化の引き金になったことも現実である。👉ここに、その典型である私がいる。
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