重要文化財の公開停止
能登には、平時忠の子孫が、落ちのびて、地域の庄屋として先祖伝来の文化を伝えている時国家がある。これは能登の観光資源でもあり、昭和の能登ブームから多くの観光客を受け入れた。(👈下時国家 上時国家と公開されていたが、今は、1軒だけ公開)
私も、何回か訪れてことがあるが、回数を重ねても、それなりに、新たな発見もあり、楽しんでみていたが・・・。北国新聞の報道によると、公開を止めるそうである。それは、財政的に、大変であることらしいです。従業員6名が、居られるらしいが、入場料で、賄いができないとのことである。(👉単なる公開では、集客が難しいのかも?レピーターかな・・)
重要文化財の維持管理は、公的な助成が9割 所有者負担が1割らしいが・・・。通常の入場料からは、厳しいとのことである。確かに個人資産が重要文化財になった訳で、修繕費は、理解できる面もあるが、難しいことである。
観光資源と考えると、公的な支援も考えられるが、これも不調に終わったとのことである。公開をするかしないかは、所有者の判断かと思うが・・。
能登空港の利用促進、国内外の観光客誘致を考えると、提供する観光資源の確保は、必須であると思えるが、そのあたりの記述はなかった。確かに観光資源としても、単なる公開だけでなく、体験、宿泊などを含めての公開や、文化財の維持管理を考える必要があるように思える。
金沢の茶屋街は賑わっているが、これもブーム前は、茶屋業の廃止ににより空き家等が増えていたが、一部の富裕層(旦那衆)が、維持管理をしていたことで、再開発されなくて、現存をして、店舗りようで、繁盛している状況もあり、観光業に依存するしかなさそうに思える。
出来れば、運営を、第三セクター、業務委託、賃貸契約などで、公開をし、観光資源として、文化財を後世に残して欲しいものである。輪島市の英断を期待したい。
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