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2023年11月 6日 (月)

何かこの時期になると

この時期も終わろうとしているが・・・。この11月3日は、門徒の寺院である、七尾市光徳寺において、昼夜のお勤めが行われる。門前や、一本杉通りには、大市のためのテント等が並びます。近郷から多くの人が訪れます。娯楽の少ない時世でかつ信仰心のある方が、集まりました。

詳細は分からないが、拙宅は、このお寺の門徒で、亡父もここの門徒役員をしていたことと、叔父が、西本願寺派の僧侶(滋賀県)であったこともあり、この時期には、よく連れられて、お寺に伺った。

このお勤めには、昼夜問わず行われ、本堂が、一杯になり、時間になるとお賽銭を集まるために起きて頂き、柱に縛った丸太を便って、長い柄杓で賽銭を集めていた。大きな本堂は、足の踏み場もない程、一杯になっていた。読経や、説教が昼夜行われていた記憶である。

子供ですので、眠くなるので、叔父が泊っている部屋で休んだ記憶がある。ここには、畳敷きのトイレがついていた記憶がある。(👈田舎では、バストイレ付きの座敷(客間)は、なかったんで・・・)
今は、それ程のお詣りがなくなったと聞いているが、法事等で本堂に伺うと、あの時の光景が浮かんできます。勿論、寝ていた客間等は、なくなりましたが、本堂は、そのままの造りです。不思議な事でありますが、この時期になると、何とかはなしに、浮かんできます。

寺は、元々、現在の金沢市木越(👈ここから徒歩圏内)にあり、七尾に移転をしたものです。詳しくは 「光徳寺と富樫家と一向一揆」(👈畝源三郎のホームページ から無断で・・)に書かれてあります。北国新聞の「百姓の築きたる国」の連載もあり、結構、楽しんでおります。

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コメント

浄土真宗では「門徒」というんですね。

我が家は天台宗なので「檀信徒」が普通なので恥ずかしながら初めて知りました。


宗派により、違いますね。 いろいろありますよね。ここ辺りは、多くは、真宗大国で、蓮如上人都落ちの地域ですネ。これが、「百姓の築きたる国」の原点です。

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