緊急時の避難介護
高齢者の避難所への避難の心配をしていたが、金沢市役所、福祉介護課より、お手紙が来ました。
要は、災害時等に避難をする必要がある場合において、支援が必要な高齢者の名簿を作成して、これを、町内会、民生委員、自主防災会等に、提供をするとのことである。(👉当町会では、すでに、緊急時の連絡先等の体制は調査済みで、その後、メンテナンスがされていると思が・・・。)
高齢者の場合は、往々にして、「私は、避難をしない」「移動手段がない」「準備が面倒」であるが、今回は、自主的に避難が出来ない人を対象に申請をするようである。
行政もようやくといった感想ではあるが、これがどうも組織づくりが抜けているような気がする。行政からみれば、一見素晴らしい施策であるように見えるが・・・。
これは、実際の避難が必要になった時に、その名簿を、所持している人が、避難支援ができるわけではない。その地域の中での普段の活動で、共助体制が出来ているかどうかである。名簿は、必要ではあるが、向こう3軒両隣の互助精神がないと、宝の持ち腐れになる。ここが、今の地域社会に抜けているところである。町内会等の組織も、行政は、利用をしているが、機能をしていないような気もする。
これは、地域の程よい距離感のある、「絆づくり」で、申請をする必要もなく、避難支援ができると思われる。多くの地域の、どのようなタイプのボランテアが抱えている課題である。この辺りへの行政の支援が必要なきがするが、これも難しい課題である。
結局は、災害等の経験で、不幸が起きないとには、住民も行政も抜本的な取り組みにはならないような気がする。それまでは、自力解決の自助で頑張るしか無さそうである。勿論今回の申請書のまだしばらくは、提出はしないが、この様な施策が進むことは、期待できる。
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