不思議な私鉄
石川県には、公共交通機関はJRと私鉄1社である。これがどうも、不思議な会社である。
私鉄の経営は、それなりに、厳しさを増していることは、承知をしているが・・・。今は、私鉄2路線の上下分離方式を提案中で、行政を含めて検討中であるようです。まあこれも諸事情があるが、従来の経営パターンの経営で、危機管理や住民行政への働けかけが、なかった。この後におよんで税金投入をもくろんでいるようである。👉ある面では、仕方がないが・・・。
先般は、金沢市内の路線バスに交通系のICカードが利用でできないため、観光客に評判がよくない。これを解消するため、税金を投入して、読み取り機の変更?を行った今度は、北陸新幹線の開通を前に、加賀温泉郷を中心とした、路線バスに、クレジット決済が可能な読み取り機を導入するとのことで、今度は、県知事に要望をしたとの報道があった。
以上のことから、私鉄経営者として、どのように思考を持っているの疑うしかない。まさにこれこそ、路線を人質に、補助金を要求?をしているようなものである。地域にとっては、観光客サービスの一貫と言われれば、これを拒否するわけにはいかない。👈観光関連の業者、利用者として・・。
バス路線、電車路線の1社独占が、生んだ結果である。どうも、市バスの議論もあったようであるが、時の力関係で没になったようであるが、実現していれば、現状に変化があったことは、間違いない。
これで、会社としては、補助金を導入して、業績回復を図れると社内的には、評価があるようである。しかし、県民的には、好況時に事業拡大等の蓄積をしなかったこと。キャッシュレス決済等の選択ミスなど、企業責任を問いたくなる。このツケを、路線を人質に、税金を投入していくパターンの継続では、「仕方がない」では済まされない。
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