送料無料が、どうして・・
宅配サービスの充実で、通信販売の業界は、それなりの拡張している。地方に住んでるものにとっての必須な仕組みとなっていることは確かである。
今回の、物流の主たる部分を受け持つ「全日本トラック協会」なる業界団体が、
『送料無料』ということばによって、配送費用が安い、タダも同然という認識が広がっている。消費者や荷主に業界の窮状を広く訴えたい。
とのことであるが、通販業界等の送料無料は、ただ同然とは、思っていない。これは業界の利己的な申し立てのような気もする。その例として、プライム会員は、会費を支払ってその恩恵を受けているが、品代の中にも、それなりの送料が含まれているような気がしている。(個人の思いであるが・・)また、39ショップ等の例もあり、送料無料と言っているこもあるが、一概に送料無料のサービスでもない。
送料は、通信販売業者とに荷受け宅配業者の契約で、消費者には直接関与はしない。その相互の関係で、消費者に訴え、賛同を得るのは、異論がないが、ベクトルは、宅配業者である。一般の通販業者⇒宅配業者⇒運送元請け⇒下請け・・⇒実際の運送業者 の構造変革が課題であるような気もする。どこかの宅配業者も、日本郵便と協業をするようであるが、発想の転換が必要である。(流通の変革時期である)
通販、宅配等で、この業界は、潤ってきたことも事実である。コロナ等で、経費の増加、人材不足、労働環境の改善のための規制、更に値下げ要請が加わり、このような現状になったものである。必要な価格転嫁が出来なかったことである。(競争激化による下請け価格の下落?が要因かも)
国での調査も始まっているとのことであるが・・・。今後の動向がちょっと気になる話題ではある。
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JP物流とヤマト運輸の提携は驚きでしたが、一応物流業界にいた人間としてはこれからもそれは進む気がしました
投稿: 玉ヰひろた | 2023年6月24日 (土) 17:46
中小の運輸会社は、それなりの協業での効率化施策が、必要になると思いますね。単なる運ぶ機能から業容を広げるとかのステップが待たれます。
投稿: hide ひで | 2023年6月24日 (土) 20:42