「虫送り」
「虫送り」の農業儀礼の催事であるが、たまたま、新聞の片隅に記事が掲載されていた。この時期は、田植えも終わり、稲の苗も青々と茂る。ちょどこの時期に、泥虫が、越冬から覚めて、稲の葉につく。これを松明の火で誘い、下流の川に松明と共に沈める儀式である。
稲作においては、避けられない害虫であるが、このような儀式で、被害が少なくなることを願ったものと思います。
小さな頃は、父親が作った松明をもってこの行事に参加をした記憶があります。青年団、壮年団は、お祭りの時に使う、鉦と太鼓を鳴らしながら、子供たちは、松明を持ち、「泥虫こーい」👈だったような記憶? と声をだして歩いた。
以前は、子供多く、この行事も地域の年中行事となっていたが・・・。新聞記事になるような珍しい行事になったのかも知れない。どこの集落でも行われていたように思います。
どうもこの虫送りも県立大学のアグリサークルの方が、松明の作成をしたそうですが、この形態も様変わりである。これも時世であるが、こうして記事からでも、思い出を回想させていただけるのは、楽しいことである。ちょっと昔話でした。
« スマートウオッチの睡眠時間表示は | トップページ | 自生のササユリ採集(持ち帰り) »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「ふてほど」流行語で思う(2024.12.03)
- 法務局に行ってきた(2024.12.02)
- 認知症の治療(2024.11.30)
- マイナ保険証の裁判(2024.11.29)
「虫送り」という行事、私には初耳でした。
検索したら、福島県では会津地方の行事として出てきましたが、
同じ福島県内でもわたしが住む中通り地方や太平洋側の浜通り地方の行事には出てきませんでした。
たぶん、似たようなのがあったのかもしれませんが、私の記憶にはありません
投稿: 玉ヰひろた | 2023年6月17日 (土) 11:38
会津の方にもありましたか。農耕での儘ならないことへの儀礼ですかね。これらが地域連帯等の維持ができていたと思われますね。
煩わしいこともあるでしょうけど、メリットもありましたですね。
投稿: hide ひで | 2023年6月17日 (土) 21:56