子育て支援で高齢者か

高齢者医療保険の保険料が値上がりをするらしいが・・・・。
話題になった頃は、保険料の上限額66万円を引き上げるだけと思っていたが、よくよく中味をみるとこれに合せて、下々の我々も段階的に値上げになるようである。
財政事情を考えると、税収や、各種保険料を増やすのは、ある面、容認であるが、ここのところの子供関連の施策は、どうも人気取りの一時的な気がする。人口減少の要因は、過疎化の要因似ている。
これは、多くは、政治のツケである。これはは間違いない。以前は、私たちを育てた両親時代は、少なくても、農家で、稲作をして、林業をして、何とか、子供の多くが、教育の機会に恵まれていた。
これがいつの間にか、少子化が進み、保育園、小学校、中学校、高校が統廃合になった。基本は、この５０年間に少子化対策がなされてこなかったことが要因であるように思える。急に保険料を値上げをして、出産一時金を賄う等は、政治の周回遅れである。これは、人が社会基盤であることを欠如していたことによる。
我々は、生活水準が、格段の向上を遂げたことは、確かであるが、そこで、ちょっと触らなかった子育てや過疎の形で顕在化してしまった気もする。前期後期高齢者は、ある程度の生活が出来ているように思える。これも高度成長における恩恵ではある。これらの方々は、意見を公に発することの手段を持たない、政治、行政にとっては、都合の良い財源になっているような気もする。医療費の高騰は、確かに高齢者自身に課題はあるが、都合のいい階層であることも現実である。