防衛予算と少子化対策
少子化対策にかかる予算を、倍増するとの議論がされているが、対象になる子供が、倍増すれば、予算が倍増するなどの議論がある。全く本末転倒で、少子化を防止するための施策を実施するための予算で、これでは、施策をしなくても予算が増える。
これが行政のトップ陣から出るのは、どうかと思える。どうも厚生省予算の中での、具体的な施策が、説明されていない可能性もある。予算の中に計上されていないのか、まだ次年度以降の策定中での早とちりかは、定かでない。
それにしても、防衛予算の場合は、計画、装備などの具体的な内容が、防衛計画で明示されての、予算の倍増であった。これはわかりやすい。
どうも厚生省は、そこまで、考えていなくて、総理のアドリブ発言をしてしまった。あわてた官房が、それをフフォローをしようとして、これもミスったと考えるのが、妥当な気がする。(・・・と勝手に整理をした)
一般社会でも、あるあるではあるが・・・。どちらも情けない話であるが、サラリーマン的な悲哀も感じる。
少子化対策が、言われてから、数十年が経過をするが、その出生率の改善が一向に見られない。これは、その要因に対策が取られていないのか。その施策の物量が足りなのか、基本に戻って議論をすべきかと思える。どこかの市町で、出生率の向上をしているところも参考になると思えるが、これに倣う市町はすくない。(少子化子育て計画?的な統合的な計画とロードマップかな・・)
恐らくは、少子化対策は、期間が必要な施策で、得策でないと考えている気配が感じる。従って、バラマキで人気取りをする傾向になるのかも知れない。長期的な、施策が継続できる行政や、官僚の組織に期待をしたい。
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