県民食事券が完売

例のコロナ禍での対策に一環で行われていた「飲食店応援食事券」だるが、完売をしたとのことである。これは、１冊12,000円の額面ですが、1万円で購入できました。確かに、双方にとってもいい対策であるが・・・。

有効期限は、12月15日までの有効期間であるので、正月の食事は、ちょっと期間が外れる。拙宅でも、何冊か購入し、テークアウトで利用をさせて頂いた。これで総額９０億円の現金が、消費に廻ることになる。これで需要喚起がされるのは、間違いない。

しかしながら15億円は、税金の還付のようなものである。これで、この後の飲食店の経営が変わるのでのはない。そのための補助金が、いろいろな形で支給、貸付、補助が行われている。これも税金である。

供給側、利用者する双方への支援が必要であるが・・・。石川県の世帯は、約50万世帯である。これで考えてみると、1世帯当たり1.5冊となるが、数十万円を購入しているとの情報もあり、これもどうかと思える。

いずれにしても、適切に生かされていない気がする。結局は余裕のある方々が潤うような仕組みのような仕組みである。基本は、需要喚起であるので、目的は達成している。（これも違った形の格差である？）

供給側が困るから、イート券を発行して、需要喚起を図るが、これが復興した後は、それだけ税収が増えるのかも含めて、明らかにしてほしいし、これらに所得税、法人税にきちんと反映し、納税ができているが、疑わしい気もする。（また必要経費として利益圧縮？をはかるような・・・）

矛盾を感じるのは、一般の庶民だけかと思えるが、世の中の実態かな？