高岡・勝興寺国宝に

高岡・勝興寺の本堂等が、国宝建築になるとのことである。富山県では、２つ目（瑞龍寺）の国宝建築だと思われる。しかもこれらは、高岡市にあることもすごいことである。

このお寺は、浄土真宗本願寺派（西本願寺）で、お隣の福井県でも、富山県でも真宗王国であるが、俗に西本願寺が多いが、石川県は、どちらかと言えば、東本願寺派は多い。ちなみに信仰心が薄いが、拙宅は、西本願寺の系列門徒である。

勝興寺の本堂も、加賀藩の庇護で、西本願寺の阿弥陀堂をモデルに作られたそうである。知らなかったが、確かに建物は似ている。平成の修理後の参拝はしていないが、７０億円もの費用がかかり、行政はもちろんのこと、寄進者の信仰の篤さでもあるように思える。

高岡市は、旧加賀藩で、明治以降に富山県となったこともあり、加賀と越中（呉西）は結びつきが見らえる。県境には、ちょっと峠、山があるが、「加賀藩文化圏」ともいえる。

馳石川県知事も、富山県生まれであり、高岡、金沢、小矢部をを含めての観光資源として様々な活用を通じて、県民同士も、更に親しんでもらえる仕掛けが必要である。期待したいとおもいます。