新型コロナ対応に

今朝の新聞でもコロナ対応について、感染者対応等について、見解が発表された。これは、分科会、専門家の有志の見解であるとのことである。これを読むと妥当で納得できる提言である。
政府方針は、医療機関の圧迫で、これを軽減するための、抗原キット、PCR検査の配布？がメインで、経済活動を重きをおいた施策になっているが、将来の展望が見えない。国民としては、ちょっと心配な面があるが、提言では、これを示しているような気もする。

これがどうしてこの時期に、有識者の提言として、発表されるのか、ちょっと不思議である。第6波の収束時期なら、理解できるが・・・。どうもよく理解できない。検査体制だって、専門家は、７波の到来を予想していた頃からこの提言をすべきである。

この提言であるが、分科会の中の意見調整で、政府方針と分科会のメンバーで一致をしていない可能性があり、議論がまとまっていない様な気がする。必要であれば、附則事項をつけての答申もあるように思える。最終の判断は、政府にある。どうも政府実施責任を回避しているようにも見えるが・・。これは、治療費の公費負担から、健康保険診療に移行させるための前ぶりで世論醸成の手段のような気がする。

いずれにしても、検査薬がどこでも手にできる状態が、その第一歩であると思える。