USB紛失での思ったこと

どこかの市での、住民情報のUSB紛失事件であるが、全く管理体制不十分、管理監督ができていない。下請けに任せきり、のスタイルが顕在化をした。

基本は、どうもシステム管理が出来ていない職員の技術レベルに、起因すると思える。データーの移行等を、元請け、下請け、孫請けまで、USBデーターを扱えたことに疑問を感じる。これでは、発注元も元請けも、今のシステムの状態がどのようになっているか、立ち合いをしていないようであるし、移行データーを持ち出すことも、判らなかったのだろうと思える。

これは、工程管理が出来ていない。お任せスタイルで、結果を報告するスタイルが定着しているような気がする。USBの暗号化や、運搬用トランクの議論ではなく、発注者の監督者が、きちんと把握出てないか、それを管理する能力がなかったのいずれかと思える。

この話題で、気になったことが、１つ目が、デジタル庁での進捗が思わしくないのが、このあたりに起因するような気がする。民間の出向者は、恐らく精鋭部隊であるが、それを管理するべき立場の官僚が、そのレベルに達していないため、齟齬が生じているような気がする。（・・・と勝手な解釈）

２つ目が、マイナンバーカードの普及にブレーキが、更にかかることである。これも国民にとって大きなメリットがないが、必要なことである。

住民票、健康保険証だってそう変わらないが、利用を拡大するには、所得税、県民税、市民税の減税である。これだと一気に普及をする。一時確定申告のオンラインで、初回だけ、奨励金？があったような気がするが、これを継承するようなイメージではどうかと思える。ポイント付与が行われているが、継続的でないことが、欠点と思われるし、基本は、現金の還付方式が、最善なような気がする。省庁横断での施策になり、実現化は難しいかな？？